ケースメソッド教育研究所

メンバー

竹内 伸一 (代表)

専門はケースメソッド教育、および組織行動学。ディスカッションが進行する教室のダイナミクスを組織行動学的に分析し、自律主体であるクラス参加者たちが織り成す討議から「創発」が生まれるよう、ディスカッションリーダーの立場から積極的に促進するアプローチを重視している。
マツダ株式会社在籍時代の教育研修経験に、慶應ビジネススクールで得た経営知見と、ケースメソッド授業法研究の成果を組み合わせ、ケースメソッド教育研究所を設立。企業研修、大学および大学院での講演、大学FDに出講するほか、2004-2006は慶應ビジネススクール高木晴夫研究室より経産省MOTプロジェクトに参加。「ケースメソッド教授法」「ケースメソッドで教える授業カリキュラムの開発とマネジメント」「ケースメソッド教授法(遠隔授業)などの授業コースを開発。2006より文科省特色GP事業として、慶應ビジネススクールでケースメソッド教育の高度化と普及に取り組んでいる。

著書に「実践!日本型ケースメソッド教育」(ダイヤモンド社、高木晴夫/竹内伸一共著)、論文に、 「ケースメソッド授業法を扱うFDプログラムの開発と運営のための予備的考察 〜履修者の構成、履修目標設定、達成度評価に焦点を当てて〜」(「大学研究第34号」、筑波大学大学研究センター)、「ディスカッションリーダーの育成方法に関する研究 −ケースメソッド教育の確立と普及のための予備研究として−」(慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士論文)。

早稲田大学教育学部卒業。マツダ(株)能力開発部、営業開発部、販売促進部などを経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。2004年よりケースメソッド教育研究所代表。2007年株式会社化とともに代表取締役就任。現在、慶應義塾大学大学院経営管理研究科特別研究助手(文科省特色GP担当・非常勤)、同研究科非常勤講師(「ケースメソッド教授法」担当)、筑波大学大学研究センター客員研究員、(株)東レ経営研究所特別研究員、ビー・エム・ダブリューQMAコーチを兼職。日本経営教育学会会員。

 

大倉 由利子 (ケースライティング・コーディネーター)

専門はケースライティング、および組織行動学。これまでにケース作成多数。ケース文中に緻密に論点を埋め込み、読者が発見した論点の向こう側に学習コンテンツが浮かび上がるようなケースを書くべく努力している。とくにケースライティングの工程のあり方にはこだわりがある。
著書(共著)に「ビジネススクール・テキスト『人的資源マネジメント戦略』」(慶應義塾大学ビジネス・スクール編、高木晴夫監修)。2004年度慶應義塾大学ビジネス・スクール「ケースメソッド教授法」実証授業用教材として、ディスカッションリーダー育成のためのケース教材、およびリーディング資料を多数作成。

慶応義塾大学法学部卒業。アスキーなどを経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。パーソネル・ディシジョンズ・インターナショナル・ジャパンの契約コンサルタントとして、200名を超えるヒューマンアセスメントにかかわった後、2004年よりケースメソッド教育研究所スタッフ。

 

渡邊 有貴 (客員スタッフ)

コーアクティブ・コーチ/コンサルタント。CTI認定資格CPCC (Certified Professional Co-Active Coach) 取得。VCでの投資や事業開発業務経験を生かし、コーチングやリーダーシップに関するワークショップを開催するほか、個人のためのパーソナルコーチングも行っている。コーチングとケースメソッドの間に「気付き」「協働」「人間的成長」という共通ベースを見出し、コーチングの対象をディスカッションリーダーにまで広げている。2004年度慶應義塾大学ビジネス・スクール「ケースメソッド教授法」実証授業用教材として、企業内教育にケースメソッドを導入した実例を描いたケースを作成。
ハーバード大学のバダラッコ教授の「静かなリーダーシップ」(2002年・翔泳社)で解説文を執筆。慶應ビジネス・スクール高木晴夫教授との共著「リーダーシップR&D」の論文をダイヤモンドハーバードビジネスレビュー(2005年3月号)に寄稿。

慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学院経営管理研究科修了(MBA)。2004年よりケースメソッド教育研究所客員スタッフ。

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